骨盤が前傾して良いことはまだあります。

 

それはフットワークが軽く、足を自在に使えるようになることです。

 

一流選手のフットワーク

ものすごく足が軽やかに動いているので動き出し、ストップ、フェイントで相手を出し抜くことができています。

 

特に一流選手のドリブルのときのフットワークは芸術的。

 

アレンアイバーソン、ステフェンカリー、デリックローズなど名前を上げればキリがありませんが

彼らは相手の度肝を抜くステップワーク、フットワークで相手を置き去りにします。

 

このようなフットワークも骨盤が前傾した体型に近づくことによって手に入れることができます。

 

 

骨盤が前傾するとフットワークが軽くなる理由

 

 

 

 

骨盤が前傾している場合(画像右)、足の骨を骨盤が上から抑えて身体を支えることになります。

これは発揮する力の方向が重力と同じなので負担がかかりません。

 

前に進むためのアクセルの役割を果たす、ハムストリング(裏ももの筋肉)も使いやすくなります。

 

逆に骨盤が前傾していないと(画像左)、上から抑える力が働かず、身体が後ろに落ちようとします。

それを大腿四頭筋(前ももの筋肉)で持ち上げることによって身体を支えなければなりません。

 

前ももの筋肉はブレーキの役割を果たす筋肉です。

骨盤が後傾していると常にブレーキの力が働くため、足の動きは遅いし、重くなります。

 

 

NBA選手の華麗なフットワーク、ステップワークは骨盤が前傾していて、足が軽く、素早く動くから。

 

 

トップアスリートの身体能力の高さは骨格、体型に起因しています。

 

だから彼らに近づこうと思えば、骨格・体型から変えていくことが大事になってくる。

 

がむしゃらにトレーニングに打ち込んだところで、ドリブル練習をしたところで、

骨格・体型から変えないと本当に高いパフォーマンスは発揮できません。