バスケ上手くなりてえ!どうすれば上手くなれるかなー?

 

そうだ!練習量増やしたら絶対上手くなるわ!

 

 

練習量増やす=バスケ上手くなる。

 

これはバスケの上達に悩んでいる人であれば誰もが思いつき、

実践することの1つでしょう。

 

でもちょっと考えてみてください。

 

 

練習量を増やせば上手くなる?本当に?

 

上手くなれないのは練習量が足りないから。

練習量増やせば周りの奴らよりも絶対に上手くなれる。

 

そう思ってガンガン練習しまくっていたときが僕にもありました。

 

 

部活が終わった後、シューティングしたり。

休みの日に走り込みやったり、筋トレしたり、ハンドリングの練習やったり。

 

 

そうやって練習量を増やした結果、僕が得たものは…

 

 

 

 

ケガと挫折です。

 

 

練習量を増やしたせいでケガをしてバスケがしたいのに

できなくなったことが何回かあります。

 

 

バスケができなければ練習量も上達もクソもありません。

 

 

あとこのころは常に身体のどこかしらに痛みや

ダルさを抱えながらバスケやってました。

 

そんな状態でプレーしていては当然、

自分の能力を100%発揮することはできません。

 

 

疲労がたまって身体のキレがなくなり、ミスも多くなります。

自分の思った通りのプレーが全くできない。

バスケをするたびにたまるフラストレーション。

 

 

 

練習量増やしたのに全然上手くなれてない。

全然上手いやつとの差が埋まらない。

 

 

周りより俺のほうが練習してんのに…

 

 

 

上手くいかんなー。

ていうか、がむしゃらに練習量増やすのって逆効果じゃね?

 

そう感じた僕は

 

バスケが上手くなるスピード=練習量

 

 

という一見常識に見える既存の方程式を疑い、

むしろ練習量は減らしたほうがいいんじゃないかと考え始めました。

 

 

 

いやいや、でもやっぱり練習量って大事だよな…

 

 

練習量を増やしても疲労が溜まって身体のキレが落ちたり

ケガしていいプレーができない。

 

いいプレーができないからイライラする。

バスケするのがしんどくなる。

 

休む時間もしっかりとらないとバスケは上手くならない。

 

 

そう感じてはいたんですけど練習量を減らして

休む時間を増やすことには抵抗がありました。

 

 

それでもやっぱ練習量って上手くなるためにめっちゃ大事な要素じゃろ。

 

コービーとかNBA選手の練習量ってハンパじゃないし

それだけ練習してるからあれだけのスキルがあるわけで。

 

練習量減らして本当に大丈夫なんかなー。

 

 

 

 

練習量を減らすことでもっと下手になるんじゃないか?

上手くなるスピードが落ちるんじゃないか?

 

それが不安で。

 

 

だからなかなか思い切って練習量を減らす決断はできませんでした。

 

 

 

練習量減らしてみよ。自由だし。

 

 

練習量を減らしても本当に大丈夫なのか?

 

かなり悩みましたが僕は練習量をぐっと落とすことにしました。

 

その決断ができたのは大学の部活をやめたからなんですけど。

 

 

バスケする時間、練習量を自分で自由に決めれる環境になって。

 

 

練習行かんくても部活のときみたいに周りからとやかく言われることもない。

部活やめてちょうどいい機会だし練習量を減らしてみて分かることもいっぱいあるはず。

上手くいかんかったらまた練習量増やせばいいし、悩んどっても何も変わらんわ。

 

 

で、思い切って練習量減らしてみたんですよ。

部活に縛られることもなくなって自由になったし。

 

 

バスケをするのは週2回にしました。

 

 

自分でも「少な!今までの俺からしたら考えれんほどバスケしてないな。」

って思うくらいの練習量です。

 

 

 

でも練習量を減らして休む時間をしっかりとる。

 

 

たったこれだけのことで

 

上手くなるスピードは格段に上がりました。

 

 

前と比べたら全然バスケしてないのに。

ただバスケをしない時間を増やしただけで何もやってないのに。

 

 

 

あれ?俺の身体ってこんなに動いたっけ?

 

 

休みをちゃんととるようになってから毎回フルコンディションで

バスケできるようになりました。

 

 

今までずっと悩んできた膝の痛みから解放されて。

 

 

痛みを我慢しながらプレーしたり。

痛みさえなければもっといいプレーができるのにって思いながらバスケしたり。

 

 

そういった苦痛がなくなっていつも自分の全力のプレーができる。

痛みを気にせず思いっきりバスケができる。

 

疲労がほとんどない身体がキレキレの状態でバスケができる。

 

 

動きが前と比べて全然違います。

身体が動く動く。

 

 

あれ?俺の身体ってこんなに動いたっけ?

 

身体が軽い。はねる。楽に動ける。

 

 

シュートが軽く打てるようになって確率が上がって。

パスも走るようになって今まで通せなかったパスが通るようになって。

ドライブのスピード、キレが上がって簡単に相手を抜けるようになって。

ディフェンスも足が動くようになって相手に抜かれにくくなって。

 

 

もう全てのプレーのレベルが一段階上がりましたね。

休んだだけなのに。

 

 

身体の状態が良くなるだけでここまでプレーって変わるのかと。

しかもそうなるのに一切練習してない。

 

 

休む時間を増やしただけ。

 

 

練習量を増やすことしか頭になかった僕からしたら

目からウロコが100枚くらい落ちましたよ。

 

 

こんな簡単なことでバスケって上手くなるんやって。

 

 

あー、バスケしてえ!

 

ちゃんと休みを取るとモチベーションも断然上がります。

 

毎日練習してた時は

 

「身体重いしだるいなー。でも練習休むわけにいかんし行くか。」

「疲れててあんまりやる気でんけど練習せんと上手くなれんし、ちょっと練習するか。」

「最近調子悪いから休んでリフレッシュしたい。でも練習せんかったらもっと下手になるよな。」

 

て感じでやる気があんまりでないときも無理やり練習することが多かったです。

 

でもそんな体も心も調子でない状態でバスケやっても

楽しくないし上手くならないんですよ。

 

 

身体が疲れてるからいいプレーできないし、それでミスが増えてイライラして。

 

全然上手くなれんわ、クソ!ってやけになってもっと練習してさらに疲れて。

 

負の無限ループにはまってました。

 

 

それが練習量を減らしてちゃんと休むようになってから

すごい良い状態でバスケできるようになって。

 

 

 

1回バスケしてそのあと2~3日空けて休むと

 

あー、バスケしてえ!

 

ってなってめっちゃモチベーションが上がります。

早くバスケしたい、早く練習したいってなります。

 

 

で身体の疲れも取れてるからいいプレーが増えて。

 

ちゃんと休んでるから心も体も常にフレッシュな状態でバスケできます。

 

 

 

体重いし動かんわー。今日あんまバスケする気にならんなー。

 

っていう状態と

 

体めっちゃ動くしキレとるわ。はよバスケしてー!

 

っていう状態。

 

どっちのほうがバスケ上手くなるか?って言われたら

当たり前ですけど後者ですよね。

 

 

 

休まないと心と体がドンドン削られる。

 

 

練習も大事ですけど休むこともマジで大事です。

 

休むことの重要性を理解しないまま、ただがむしゃらに練習量を増やしても。

 

身体に疲労がドンドン溜まるだけでいいプレーができるようにはなりません。

ミスが増えてイライラするしバスケするのがつらくなります。

 

 

だからちゃんと休んでください。

 

 

休むことで身体が動く、キレてる状態でバスケできます。

精神的にも常にフレッシュな気持ちでバスケできます。

 

 

体が動くようになるとプレーの質は上がるしミスが減ります。

バスケやりてえ!って状態だとすごいバスケが楽しくなります。

 

 

バスケが上手くなるスピード=練習量。

 

 

この常識を信じてあなたも練習量をただ増やしてませんか?

 

そのままだとずっと身体と心を消耗しながらバスケすることになります。

 

 

あなたが練習量をガンガン増やしてるのに

 

「いいプレーができない。ミスが多くてイライラする。あんまりやる気がでない」

 

っていう状態になっているとしたらそれは練習のし過ぎです。

 

 

 

本当に練習量を減らして大丈夫なのか?

 

不安になる気持ちもわかります。

 

でもそこで思い切って休む時間を増やす、練習量をぐっと落としてみる。

 

たったそれだけのことでパフォーマンスは上がります。

 

 

今のあなたの練習量が本当に適切なのか考えてみてください。

そこにあなたが上手くなるための大きな伸びしろが埋まってるかもしれません。