いつも自分のところから点を取られる。
相手に抜かれまくる。
みんながディフェンスをがんばって相手のオフェンスを止めているのに
自分のところから簡単にやられて。
チームメイトに「ディフェンス!」とか「抜かれすぎ!」と怒られる。
ディフェンスが死ぬほど苦手でどうにかしたい…
もうザルディフェンスから卒業したい…
今日はそんなあなたに僕が考えるディフェンス力の上げ方を書いていこうと思います。
相手を止めるディフェンスのコツ?
ディフェンスが上手くなりたい!
あなたはそう思って他のサイトや本も読んで。
そこに書いてある色んなコツとかポイントを実践してきたのではないでしょうか?
例えば
- 正しいディフェンスの姿勢
- シュートを打たせず、抜かれない間合い
- 相手がフェイントをかけてきたときの対応の仕方
- サイドステップやクロスステップなどの足の使い方
- 腕の使い方
などなどこういった情報が身の回りにあふれてますよね。
僕もディフェンスに悩んでた時はサイトや本を読み漁って
コツを学んでは実践というのを繰り返してました。
ここで聞きたいことがあるんですけど…
そのコツを知ってあなたは本当にディフェンスが上手くなりましたか?
ちなみに僕は全く上手くなりませんでした。
むしろコツが頭に入れば入るほどディフェンスは下手になっていった。
考えてみれば当たり前でそーゆうコツとかポイントを
知っちゃうと考えてしまうんですよね。
今の自分の姿勢はどうとか、間合いはどうとか。
ディフェンスするときってそういうこと1ミリも意識しちゃダメなのに。
相手の動きじゃなくて自分の動きに集中してしまう、意識がいってしまう。
だから…
ディフェンスのコツなんてないんですよ。
そういうのを知れば知るほど邪魔な思考が生まれてディフェンス力は上がりません。
あなたが今、そういったディフェンスが上手くなるコツとか
テクニックを追い求めてるなら危険ですよ。
そんなものどこにも存在しないし探すだけ時間の無駄です。
今からディフェンス力を上げるための本質を突いた
考え方、方法を書いていきますけど。
はっきり言って簡単じゃないし、時間かかるし、努力が必要です。
なんでデイフェンスがすぐに上手くなる魔法のコツが
欲しいのなら今すぐどこか他のところへ消えてください。
そんな楽して上手くなれる方法を探している甘い人にとっては価値がありませんから。
いいですか?
ではディフェンス力を上げる方法について書いていきますね。
僕はディフェンスの上手さを決める要因は2つあると考えていて。
それがオフェンスの駆け引きに負けない力と身体能力です。
オフェンスの駆け引きに負けないこと。
これがディフェンスの全て。
ディフェンスができない人ってのはとにかくオフェンスの駆け引きに負けます。
フェイクに引っかかりまくって逆を突かれる。
オフェンスが何をしてくるか全く読めない。
そんなんじゃあオフェンスに好き放題やられるに決まってます。
逆にディフェンスが上手い選手はオフェンスの駆け引きになかなか負けない。
相手が何をしてくるか読むのが上手い。
シュートフェイクかけられても上体を浮かせずにドライブに反応できる姿勢を保ったり。
右にフェイクかけられても最小限のステップで反応してそこからの左ドライブを止めたり。
相手に攻め気がないときはプレッシャーかけたり。
パスの方向を読んでパスコースを潰したり。
オフェンスのフェイクに騙されず、相手のやりたいことを読んでそれを潰すことができる。
この駆け引きに負けない力が高いほどディフェンス力も高い。
じゃあこの駆け引きに負けない力を鍛えるにはどうすればいいのか?
もうこれは実戦を積むしかありません。
試合の中でディフェンスをやりまくる。
そうしているうちに相手の動きが感覚で分かってくるようになります。
この間合いならシュートを打たれないなとか。
こいつは右に一回フェイントをかけて抜いてくるなとか。
ここでパスさばくからカットできそうとか。
あ、これはあくまで感覚ですよ。
いちいち頭で考えてたら間に合うわけないですから。
試合を繰り返しているうちにディフェンスの経験値がたまってきて
オフェンスの駆け引きに負けにくくなります。
スラムダンクでも牧が言ってましたよね。
ディフェンスは経験だって。
あなたがディフェンスできない理由の1つは経験が足りてなさすぎるから。
だからオフェンスの駆け引きに負けるし、相手の動きを読めないんです。
身体能力で負けてるとディフェンスは圧倒的不利になる
バスケでは身体能力の差が実力差にはっきり出ます。
もちろんディフェンスでも。
どれだけ相手の動きを読めても体が動かなかったら反応できません。
頭で分かっていても体がついていかないからどうしようもない。
素早く動けない、高く跳べない。
身体能力が劣っていればそれだけ相手に抜かれやすくなるしシュートチェックも甘くなります。
圧倒的に不利になる。
だからディフェンス力を上げていくためには身体能力を上げる。
自分の身体を動ける身体に改造していく必要があります。
身体能力を上げる=黒人の身体に近づく
です。
今よりも速く一歩目が出せるようになれば。
速く走れるようになれば。
高く跳べるようになれば。
ディフェンス力が上がらないわけがないんです。
NBA選手のディフェンス
NBAでも指折りのディフェンダー、ポールジョージとカウィレナードのディフェンスです。
オフェンスの駆け引きに負けないからなかなかフェイクに引っかからない。
常にシュートされないように手を使ってチェックしたり抜かれない間合いを保ったり。
身体能力も高いからスピード負けしない、当たり負けしない、シュートチェックのプレッシャーも強い。
駆け引きに負けない力と高い身体能力。
この2つの力が高いからオフェンスをシャットアウトするディフェンスができるんです。
とどのつまりディフェンス力を上げるためには…
まとめるとディフェンス力を上げるためには
- オフェンスの駆け引きに負けない力
- 身体能力
この2つの力を高めていくことが最短距離です。
そのためにはひたすら試合を繰り返す。
インターロックやダンス、坂道ダッシュなどで黒人の身体能力に近づく。
もちろんこの駆け引きの力や身体能力は短時間で身につくものではありません。
駆け引きの力ってぶっちゃけ経験からくる感覚だし、身体能力上げるのも楽じゃない。
身に着けるためには時間がかかるし、簡単じゃない。
でもこの2つの力を伸ばしていけば確実にあなたのデイフェンス力は上がります。
ディフェンス力上げて試合で相手を止めたいなら。
コースに入ってバチっと止めるディフェンスを身に着けたいなら。
駆け引きに負けない力と身体能力を上げるってことを頭に叩き込んでください。