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得点力を上げるために磨くべき技術。

 

それがミドルレンジのシュートです。

ミドルシュートこそが得点力を大きく左右するんです。

 

NBAのスコアラーの点の取り方

 

 

 

点のとり方を見ると

  • フリーでもらってキャッチアンドシュート
  • スリーポイントラインの内側でもらってジャブステップからシュート
  • ピックを使ったドリブルからジャンプシュート

 

など得点の多くをミドルレンジから取っていることに気づきます。

選手によってシュートまでのプロセスには違いがありますけど。

 

スリーはどうしても波があって、トッププレーヤーでも毎試合安定して決め続けるのは難しい。

 

ドライブからレイアップというのも相手のDFのレベルが高ければ抜き去るのは難しいですし、

ヘルプディフェンスも視野に入れてブロックをかいくぐらなければいけません。

ドライブを乱発してるとスタミナもかなり消費します。

 

となると、

 

ミドルシュートが安定して得点するカギになるんです。

 

僕も今はけっこう安定して毎試合二桁点を取れてます。

以前はホントに得点は1桁がやっとだったんですけど。

 

その差は何だったかというと、やっぱりミドルレンジのシュート力の有無だったんですよね。

 

そもそも僕は試合であまり自分でシュートを打たないタイプで。

高校のときはフォワードとセンターに点とれるやつがいて、そのアシストが自分の役割でした。

今は自分でガンガン攻めますけど。

 

高校のときのスタイルが染みついていて、シュートを打つべきところでもパスしたり、ドライブしてました。

 

けど、だんだん自分でも点がとれないとダメだと思ってきて。

パスだけだったら相手は全然怖くないし、シュートがないってバレたら守られやすくなる。

 

自分のプレーのレベルを上げるためにも、自分でもシュートを打とうって意識を変えたんです。

 

 

最初は全く入りませんでしたけど…

 

シュートを自分で打つって決めてから試合でも少しづつミドルシュートを打つようになって。

 

最初は全く入りません。

ボロボロです。

 

そりゃ、それまで全然シュートを打ってなかったんだから当然です。

シュート打って外しまくって、逆速攻くらったときなんかは最悪の気分になりました。

 

やっぱ自分はシュート打たないほうがいいんじゃないかって何度も思いました。

 

それでも自分で点を取れる選手になりたくて。

 

シュートを打ち続けました。

 

そしたら少しづつ、ホントに少しづつ。

シュートが決まるようになってきて。

 

試合でとれる得点も5点、7点、10点、15点と上がっていきました。

外からのシュート力がついたことで、もともと強みだったドライブもより生きるようになったし。

 

ミドルからのシュートがあるかないかの差はデカいです。

得点力、プレーの幅・レベルに雲泥の差がでます。

 

 

だから…

 

 

シュートを打ち続けてください

 

僕がミドルレンジのシュート力を身に着けるためにしたこと。

それは、試合でシュートを打ち続けた。

シンプルすぎますが、これだけです。

 

何も特別な練習とかはしてません。

 

外しても、外しても、シュートを打ち続けた。

 

そうしているうちに

 

どの間合いならシュートを打てるかとか。

ディフェンスのプレッシャーの中でもシュートを決めきる感覚とか。

自分の得意なシチュエーションとか。

 

シュートを決めるために必要なスキルが自然と身についてきました。

 

やっぱり試合の中でシュートを打つのが大事です。

 

シューティングだと何も考えずにシュートを打てばいいんですけど。

 

試合の中ではディフェンスと駆け引きしたり、

シュートだけじゃなくて他のプレーも選択肢にないとダメですから。

 

試合の中にしかない駆け引き、判断、リズム、プレッシャー。

その中でシュートを打ち続けるからこそ、本当のシュート力が身に付きます。

 

NBAのスコアラーを見てもわかるように、

得点力がある選手はミドルシュートを高い確率でバンバン決めてくる選手です。

 

得点力を上げたいならミドルレンジからのシュートを決めれるようになること。

そのために、試合でシュートを打ち続けること。

 

ミドルシュートが身に付けば得点力もプレーの幅も広がります。

1つ上のレベルに行けます。

 

だから、ぜひミドルシュートは自分のものにしてください。

 

 

P.S.

 

今回はミドルシュートの重要性について書きましたが、間違ってほしくないことがあります。

 

それはミドルシュートを打つことにこだわりすぎてはいけないということです。

 

シュートを打つ意識が強すぎるとプレーの判断がうまくいきません。

パスをさばいたほうがいいのに強引に打ってしまうといったことが起こります。

 

そうじゃなくて何も考えずにプレーして、そのときの直感でプレーすればいい。

その中でシュートを打つときは自分の感覚を信じて打ち切ればいい。

 

それを繰り返すうちに自然とシュート力は磨かれます。

 

僕が思うに、シュート力が上がらない選手は「考えてしまう」選手です。

 

シュートが打てるシチュエーションでも「打とうか?打たないほうが良いか?」とか「パスしようか?」とか。

シュートを打つときに考えすぎる。迷ってしまう。

 

その遅れ、迷いがシュートのミスにつながります。

 

だからミドルシュートを打たないといけないってこだわるのではなく。

シュートを打つシチュエーション、タイミングになったら自分の感覚を信じて迷わず打ち切ること。

 

これであなたの得点力は自然と上がってきます。

 

結局は考えずに、感覚・直感を信じて身体が動くようにプレーすればいいんです。