バスケは社会人が一番上手くなれます。

 

これは僕の経験からもハッキリ言えます。

 

とはいっても、今あなたはこう思われたかもしれません。

 

おいおい、おれは社会人になってからでも全然上手くなれてねーぞ?

もう学生の時みたいにバスケに打ち込めるわけじゃなし、もう上手くなれねーよ

 

 

では、なぜ、社会人になってバスケを続けているのに

上手くなれる人と上手くなれない人の差が生まれるのか?

 

それは上手くなるための本質を掴んでいるかどうかです。

 

 

この本質を掴むことで。

 

あなたは今この瞬間から、人生で最高の上達スピードを得ることになるでしょう。

 

ではバスケが上手くなる本質となる3要素をお伝えします。

 

駆け引き、判断力を磨くこと。

イメージを頭の中に入れること。

身体能力を上げること。

 

この3つです。

 

上手くなれないのはこの3つのどれかが欠けているから。

ここを押さえれば、社会人になってからでもバスケは上手くなり続けます。

 

 

試合経験を積めているか?

 

僕が社会人が一番上手くなれると考える最大の理由。

 

それは、試合を繰り返すことができるからです。

試合が一番スキルが伸びる練習なんです。

 

試合ではバスケの本質である駆け引きと判断力が磨かれます。

 

常に相手がいて、その逆を突いてプレーしないといけない。

常にコート上の選手の動きに合わせて、最適なプレーを判断しないといけない。

 

 

日本の部活ではフットワークやら、相手がいない練習やら、

1つのパターンを繰り返す練習やらで駆け引きと判断力を磨くことができません。

 

そして下手な選手は試合に出ることができないので、なおさら上手くなれない。

 

 

 

このことは歴史が証明しています。

 

サッカーブラジル代表の元監督の一人は

ストリートサッカーがなくなれば、ブラジルのサッカーは終わるだろう

という言葉を残しています。

 

また、アーセナルのベンゲル監督も

欧州からストライカーが生まれなくなったのは、

ストリートサッカーがなくなったからだ、という旨の発言を残しています。

 

 

ストリートサッカー=自由にプレーできる試合ができる環境。

また、NBA選手も原点、ルーツはストリートバスケであることが多い。

 

社会人になると、海外強豪国の選手が上手くなってきた上達プロセスを

自然と辿ることができるようになるので、本当に一番上手くなる。

 

特に学生時代、補欠で試合に出れなかった選手は上手くなります。

 

 

ここで注意してほしいのが自由にプレーできる環境が大事だということ。

 

例えば、周りのレベルが自分と比べて高すぎる場合。

 

どうしても、萎縮してしまうことが多いと思います。

おれが攻めていいのかな?周りから出しゃばんなって思われないかな?って。

 

あと、成功体験を積めないというのも大きい。

何をやっても止められる、ボールを奪われる。

これでは「上手くプレーする感覚」を掴むことができません。

 

ゲームで言ったらレベル1のままラスボスに挑戦するようなもの。

瞬殺されて、経験値が得られるはずもない。

 

 

今、所属しているチームのレベルが自分に合っているか?

 

ビクビクしながらプレーしないといけない環境、

自分のプレーがあまり通用しない環境。

 

これでは上手くなるスピードがグッと落ちてしまいます。

 

そんなときはチームを移ることを考える。

 

または、少しレベルが落ちてでも、自由にプレーできる環境を探して、

別のチームの練習に参加する、といった対策をとってください。

 

 

もちろん格上の環境でプレーするのも全然ありです。

自分のプレーの基準が上がったり、何が必要かが見えてきたりするので。

 

 

ただ、今いる環境が自分のレベルと離れすぎていないか?

というところは注意しなければならないポイントです。

 

 

 

イメージがあるか?

 

人間は記憶の複合体とも言われています。

 

つまり、自分の記憶にないもの・知らないものというのは

なかなかできません。

 

バスケなんか見たことも、やったこともないよって人に。

 

シュートして、って言ったら下投げやドッジボールのような担ぎ投げを

してしまうかもしれないし、いきなりジャンプシュートの形にはならないでしょう。

 

けど、バスケのシュートはこうやって打つっていうイメージがあるから

バスケやってる人はみんなジャンプシュートをするわけです。

 

 

万有引力を発見したニュートンはこう語っています。

 

私がかなたを見渡せたのだとしたら、

それはひとえに巨人の肩の上に乗っていたからです。

 

巨人の肩の上に乗るというのは先人の積み重ねた

発見に基づいて何かを発見することを指します。

 

 

仕事でも、最初のほうはどうすればいいか分からないから聞きますよね?

いきなり全部、自己流でしようものなら必ずミスをするでしょう。

 

 

それと同じで、どうやったら上手くプレーできるのか?

どんなプレーが効率的、最適なのか?

 

こういうイメージがまず、自分の中にないと、

 

何をすればいいのか分からない

 

ままで時間だけが過ぎ去ってしまいます。

 

 

この解決策はNBAを見ることです。

 

NBAを見ることで、こうプレーすればいいんだ。こう動けばいいんだ。

イメージが自分の頭に焼き付きます。

 

もちろん、それだけでは不十分で最後は自分の身体で覚えていかないといけないのですが。

 

 

イメージがあるかないかでは、天と地の差があるというのは

さきほどの例からも分かっていただけるかと。

 

 

イメージを体現できるだけの身体能力はあるか?

 

そして最後に、身体能力があるか?

ここも重要です。

 

どれだけ駆け引きや判断力を磨いても。

イメージを頭に焼き付けても。

 

スピードがない、キレがない、高く跳べない、ボディバランスを保てない。

これだけで、自分の思うようなプレーはできなくなります。

 

自分の中のイメージにに身体がついてきてないんですね。

 

ドライブで抜きたいのに、遅いから止められる。

高く跳びたいのに、跳べないからブロックされる。

早いパスを出したいのに、力がないから遅いパスしか出せない。

 

 

僕が見てきたバスケ上手い人って基本的に身体能力高いです。

スピードやキレ、ジャンプ力やボディバランスが優れているからこそ。

スキルが生きてくる。

 

 

では、身体能力を上げるために何をすればいいかというと。

 

インターロックやダンス、坂道ダッシュといった黒人の身体能力に

ダイレクトに近づくトレー二ングをすることです。

 

ここで注意してほしいのは、がむしゃらに筋トレや走り込みをしたところで

そこまで身体能力は上がりません。

 

 

NBAの黒人選手と日本人選手の差。

身近に言えば、上手い選手と下手な選手の運動センスの差。

 

これはどれだけ運動に適した体型か?

 

筋力や身体の使い方というよりも体型という部分が大きいからです。

 

ここでは長くなるので割愛しますが、

 

運動に適した体型だと、高い身体能力を発揮するための筋肉が自然と使われます。

運動に適してない体型だと、低い身体能力しか発揮できない筋肉しか使うことができません。

 

身体能力を上げれば、あなたは自分のイメージしたことを体現できるようになります。

 

 

 

 

このブログで何度も言ってますが、バスケの本質は

 

駆け引き・判断力・身体能力。

 

この3つ。

 

この3つを押さえれば、社会人になってからでもバスケは上手くなります。

 

マジです。