全てのバスケが上手くなる理論、テクニック、コツといった類のもの。
全部、ただの後付け
です。
ステファンカリーのシュートが決まりまくるのは。
彼がシュートをひたすら打ち続けて、自分の感覚を磨いてきたからです。
1モーションだから、ディップができているから、リリースポイントが低いからではありません。
何万本もシュートを打つ中でより軽く・楽に・正確に打てるようなフォームが勝手にできたのです。
アイバーソンがディフェンスを置き去りにしまくるのも。
彼がクロスオーバーを使ってるから、ではありません。
その瞬間に相手を抜く、シュートを決めるために
身体が勝手にそう動いたというのが正しい見方です。
言っている意味、分かりますか?
バスケの上達ノウハウの全ては、ただ上手い選手がやってることを
外から見て、後から説明しただけのものにすぎないんです。
NBA選手たちのシュートフォーム、プレースタイル、身体の使い方…
みんな違います。
そして、トップアスリートというのは無意識で動いています。
自分でも何で、ずば抜けたパフォーマンスができるのかを説明できません。
体が勝手に動いた
なぜかできる、何も考えてなかったよ。
一流の選手はこう口をそろえます。
それなのに、バスケが上手くなる方法を調べてもうまくいくはずがありません。
上手い選手は何も考えずに、無意識でプレーしているだけなんですから。
それを外から見て、こうすればああなると言っても、ただの後付けにしか過ぎない。
だから、上手くプレーできない原因を勘違いするんですね。
おれのシュートが入らないのはフォームが悪いからだ。
相手を抜けないのはフェイントが下手だから、テクニックを知らないから。
けど、実際はそうじゃない。
ただ、何も考えずにプレーする。直感で動く。
これを繰り返していたら、勝手に最適なプレーができるようになります。
無意識で、勝手に、自動的に身体を動かす。
これがバスケに限らず、全てのスポーツに通じる最強の上達法です。
シンプルすぎて信じられないでしょう?
でも、これが真実なんです。