おれはドライブで切り裂くスラッシャータイプだ。
自分はシュートが得意なシュータータイプだ。
アシストが得意なパサータイプだ。
みたいに自分のプレースタイルを自分で決める、意識するのは良くない。
それ以外のプレーの選択肢が見えにくくなるから。
ドライブが得意って思い込んでると、ジャンプシュートを打たなくなったり。
シューターだって思ってると、ドライブしなくなったり。
パサータイプだと思ってると、自分で攻めなくなったり。
バスケの本質は駆け引きと判断力。
相手やフロアの状況に合わせて最適なプレーをしなければならない。
シュートだけ、パスだけ、ドライブだけ、じゃいけない。
もちろん自分の軸、武器になるプレーがあるのは悪いことじゃない。
ここで言ってるのはそれしか見えなくなることがいけないってこと。
例えばシュートが得意なら相手は詰めてくる。
そしたらドライブができるチャンスが増える。
ドライブが得意なら相手は離れてくる。シュートチャンスが増える。
パスが得意なら、相手は自分の攻めを警戒しない。その油断してるとこを突く。
プレースタイルは自分で決めるものじゃない。
自分はこうだって思い込んでたらプレーの幅は狭くなる。
相手に合わせてプレーしてたら必然的に必要なプレーは全て磨かれる。
ステファンカリーも、アービングも、レブロンも。
シュートだけ、ドライブだけってわけじゃない。
軸になる得意なプレーがあるうえで、パスなどの他のスキルのレベルも高い。
上手くなるためには型にはまってはいけない。
柔軟性が必要。