体幹トレーニング。
長友選手の影響もあるしあなたも熱心にやってるかもしれません。
身体をプルプル震わせながら、「あぁぁー!」と
叫びながらやってるんじゃないでしょうか?
地味だし、キツイけど、体幹やったら上手くなる。
多くのスポーツ選手が取り入れてるし、パフォーマンスが上がりそうにも見えますよね。
でも体幹トレーニングは絶対やっちゃダメなトレーニングなんです。
体幹トレーニングやってもバスケは上手くならない
なぜかと言うと、バスケの実際の動きとあまりにもかけ離れているからです。
体幹トレーニングってその場から動かずにひたすら力を入れて
バランスをとるようなトレーニングですよね。
でもバスケのどこにもそんな場面はありません。
止まった状態で力んでバランスをとる能力がどこで必要とされるのでしょうか。
バスケの中で求められるのは動きの中でのバランスやパワーです。
ドライブのときディフェンスに当たり負けしないボディバランス。
方向を変えるときのスムーズな体重移動。
トップスピードからぶれずに止まる力。
バスケでは必ず動きの中でのバランス能力やパワーが必要とされます。
いくら床にうつぶせになってプルプル体幹を震わせても、
バスケで使えるパワーとかバランスは全く身につかないです。
あと体幹やってるとどうしても胴体を固める癖がついてしまう。
体幹をぎゅっと固定したまま保つトレーニングだから
体幹がガッチガチに固まるのは当然なんですけど。
これがものすごく良くありません。
バスケで高いパフォーマンスを発揮するためには筋肉を柔らかくしておく必要があるからです。
1:44からが分かりやすいんですけどウサイン・ボルトの走りって
体幹がしなるように動くじゃないですか?
これは体幹の筋肉が柔らかいからできる動きなんです。
バスケでもシュートとかパスとかドリブルするときって
力が抜けてないとうまくいきませんよね?
ガッチガチに腕とか体幹に力入れて.
シュート飛びますか?
鋭いドライブできますか?
速いパス出せますか?
より速く、より鋭く、より強く動くためには筋肉は柔らかくないといけません。
柔らかく力が抜けているからこそ大きなパワーを発揮できるんです。
それなのに体幹をガッチガチに固めるトレーニングをしているとどんどん筋肉は硬くなります。
筋肉が硬くなるとどんどん柔らかさがなくなりキレ、スピード、パワーが落ちていきます。
体幹やってもバスケに役に立つバランス能力やパワーはつきません。
体幹をがちがちに固めるほどパフォーマンスは落ちていく。
体幹をやればやるほどバスケが下手になる。
あなたがもし体幹トレーニングに熱心に取り組んでいるなら今すぐやめてください。
デメリットしかありませんから。