このタイトルに反応したあなたはもしかしたらシュートフォームに詳しいかもしれません。
1モーションとか2モーションとかBEEFとかFORESTとか。
こんな言葉、バスケやっててシュートについて調べてないと知らない言葉ですから。
シュートが入るようになるフォームを血眼になってあなたは探しているのかもしれませんね。
しかし、フォームについて勉強すればするほどシュートは入らなくなるという事実があるとしたら。
あなたはそれでもまだシュートフォームの情報を集めようと思いますか?
シュートが入るようになる方法。
みたいなワードで検索したらいっぱいフォームに関する情報が出てきます。
カリーやハーデンは1モーションだから1モーションが良い。
コービーやレブロンのような2モーションは狙いが定めやすくなる。
BEEFって言ってバランス、目線、肘、フォロースルーがちゃんとできているかチェック。
FORESTって言って
F-Finger(follow through)指、フォロースルー
O-Offhand オフハンド、ガイドハンド
R-Rhythm(dip) リズム、ディップ
E-Eyes 目
S-Sweep and sway スウィープアンドスウェイ
T-Turn ターン
を意識しましょう。
…はい、じゃあこいつらを意識してシュートを打ってみましょう!
いや、打てるわけないやん。
どれだけ意識するポイントあるんだよ。
全部チェックするのにどれだけ時間かかんだよ。
そんなこと意識しながら身体がスムーズに動くわけないじゃん。
っていうのが僕が思ったことですね。
全部試しましたけど、結局シュートが入るようにはなりませんでした。
運動っていちいち自分の身体の部分意識してやるものではないです。
自然と、無意識に出る動きに身を任せる。
それが自分に合った、一番いい動き、身体の使い方です。
シュートフォームに関する情報を読んで、シューティングしまくっても
全然シュートが入るようにならない。
もし、あなたがそう悩んでいるのなら、一度シュートフォームという言葉を
脳みそから消してみてください。
フォームを意識することが、シュートが入らなくなる一番の原因なんですから。
シュートを打つときはリングにボールを入れることに集中する。
そのときに無意識に出てきたシュートの動き、身体の使い方。
それがあなたにとって最高のシュートフォームです。
NBA選手ですら、シュートフォームは違う。全く同じフォームはない。
レジーミラーなんか両手がぐしゃっとクロスするフォームで鬼のようにスリーを入れる。
シュートフォームを意識することは百害あって一利なしです。