この疑問から全ては始まりました。
バスケが上手くなれなくて。バスケがしんどくて辛くて。
上手くなることを諦められなくて。
自分も上手い選手みたいにプレーしたい。
試合で活躍できる選手になりたい。
たくさんの上達法や練習方法を試してきました。
数えきれないほどのバスケサイトやバスケ本を読み漁ってきました。
シュートが入るフォーム、相手を抜くドリブルテクニック、シューティングのメニュー、
体幹や筋トレ、古武術などの身体操作、ディフェンスのコツ、戦術やシステム。
巷ではこれらのことを実践すれば上手くなれると言われています。
でも、どれだけ練習しても、トレーニングしても上手くなれない自分がいた。
何かを変える必要があった。それもちょっとやそっとではなく根本的に。
自分の頭の中にあるあるバスケ上達ノウハウを完全に否定しないといけなかった。
そこから僕はバスケだけにとどまらず、サッカーやテニス、野球の情報にも触れるようになりました。
その中で日本のバスケの常識が間違っていることに気づいたのです。
フォームを意識すればするほど,シュートは入らなくなること。
相手がいない練習、パターンを繰り返す練習をしても上手くならないこと。
走り込みや筋トレをがんばってもパフォーマンスはそれほど上がらないということ。
海外ではそもそも補欠や試合に出れないという状況がないこと。
僕が発信しているバスケ上達法は限りなくシンプルであり、これまでの常識から外れています。
黒人の身体能力にダイレクトに近づく、試合こそが最高の練習であり、試合以外の練習はしなくていい。
直感、感覚に身を任せる、無意識にでてきた動きが最強。考えるのではなく考えないことが重要。
僕は日本の常識を疑い、海外の常識を取り入れました。
日本の常識なんて言ってみれば普通だからです。
みんな見ています。
他の人と同じことをやっても、差なんてつかない。
普通のスピードでしか成長しない。
常識を疑い、ぶち壊す。
そうすることで普通じゃない結果が出る。周りの人間よりも速いスピードで進化できる。
一流と呼ばれる人。偉人と呼ばれる人。
彼らの生き方、考え方は普通じゃありません。
だから彼らは一流になれたんです。
相対性理論を生み出した、天才科学者のアインシュタイン。
彼は常識を次のように定義しています。
常識とは、18歳までに身に付けた 偏見のコレクションである。
僕たちは大人になるまでに様々な常識や価値観を刷り込まれます。
しかし、それが絶対的な正解であるとは限りません。
例えば日本の部活制度。 その学校の生徒であれば誰でも入ることはできます。
しかし、上手い選手しか試合に出られない。
下手な選手はずっと補欠のままで観客席からレギュラーの試合を眺めて終わる。
そんな中でも部活を続けることに意味がある。 試合に出られなくても、辞めずに頑張ることが大事。
そんな風潮があります。 なにかを辞める、逃げることに対してすごく厳しいのが日本の常識としてある。
でも海外に行くと、そんなことはありません。
部活以外にもバスケができる環境が整っていたり。 選手は自分のレベルに合わせてチームを選べたり。
自分が上手くなるためのバスケに打ち込むことができます。
日本ではチームの一員として、上手くなれなくても、辛くても周りのために頑張ること。
そこに美徳が置かれますが、その常識が絶対的な正解ではない。
常識とは周囲の人間の言葉から作られた偏見にしか過ぎないんです。
常識に流されるな
僕はどうすればバスケが上手くなれるかを考えたとき、 日本のスポーツ環境ではなく海外に目を向けました。
世界でなかなか勝てない日本。
バスケやサッカーでワールドクラスの選手を次々に輩出するアメリカやブラジルの強豪国。
そこにどのような違いがあるのか? 強豪国の選手がやっていて、日本の選手がやってないことは何なのか?
ここに着目することで何をすれば上手くなるのかが見えてきて。
それと同時に日本の練習方法や環境が上達とはかけ離れていることにも気づきました。
常識に流される。 これは思考停止を意味するのです。
部活を辞めるのは悪いこと。
会社を辞めるのは悪いこと。
見知らぬ女性に声をかけるのは悪いこと。
周りがやってるからみんなと同じでいいや。自分の頭を使わない。常識に従っとけば何とかなる。
思考が止まっていると別の選択肢に気づくことができません。
他の人と同じじゃないといけない。違ったことをしてはいけない。当たり前のことに従わなければいけない。
このような常識にガチガチに縛られていると、他の選択肢が見えません。
見えたとしても、見て見ぬふりをして、行動に移せない。
でも、とか。そうは言っても、とか。こんなこと言ったら、嫌われる、バカにされる。
やらない理由を延々と探してしまう。
部活を辞めて、クラブチームに行って試合経験を積める環境でバスケをする。
転職して働く環境を変える。 自分で出会いを作り出す。
そうすればバスケが一気に上手くなるかもしれない。
もっと充実した気持ちで仕事に取り組めるようになるかもしれない。
彼女ができるかもしれない。
しかし、常識が正しいと信じ込んでいると。
常識に逆らってはいけないと考えていると。
その可能性、チャンスを自ら捨てることになるんです。
結果を出す人とそうじゃない人の違い
結果を出している人というのは決して常識に流されていません。
常識に反逆し、確固たる自分を持っています。
サッカー選手の本田圭佑は常識が大嫌いと言っています。
ズラタンイブラヒモビッチは
聞くが、聞かない。それが俺のポリシーだ。
と言い、自分を貫くことに美学を持っている。
常識に従うというのは、周りの人間と同じことをするということ。
でも、それじゃあ周りの人間と同じスピードでしか成長できない。
差が生まれるはずもない。
自分のためにではなく、誰かのために生きることになる。
どの世界でも、結果を出している人は普通じゃないんです。
常識や普通に逆らい、
自分はどうありたいのか? 自分は何をすべきか?
を追求してきたからこそ、他の人間には出せない結果を出せる。
常識に流されている限り、本当に必要なことっていうのは見えてこない。
常識を疑い、色んな角度や視点から物事を考える。 そうすることで新しい選択肢が見えてくる。
結果につながる方法やアイデアが浮かんでくる。
あなたの時間は限られている。
だから他人の人生を生きたりして 無駄に過ごしてはいけない。
ドグマ(教義、常識、既存の理論)にとらわれるな。
それは他人の考えた結果で生きていることなのだから。
他人の意見が雑音のようにあなたの内面の声を かき消したりすることのないようにしなさい。
そして最も重要なのは、自分の心と直感を 信じる勇気を持ちなさい。
それはどういうわけかあなたが本当になりたいものを すでによく知っているのだから。
それ以外のことは、全部二の次の意味しかない
スティーブジョブズ
常識をぶち壊せ。
今のやり方よりもっといい方法はないか?
真逆のことにヒントがあるんじゃないか?
おれがやりたいことはこれだ!
思考を柔軟にして考えれば、内側からあふれる自分の声、直感を聞けば。
何をするべきなのかが見えてきます。
バスケが上手くなるためにフォームやテクニックを学ぶことは 本当に効果があるのか?
個人練習は上手くなれるのか?
日本で言われていることはバスケの本質なのか?
どれだけ日本人が発信しているバスケノウハウを実践しても 結果が出なかった僕は海外の常識に触れました。
すると、
海外の選手は何も考えず無意識・直感でプレーしている。
相手がいる状態、判断が必要とされる状態でプレーしているから生きたスキルが身につく。
ヘタでも試合に出れる環境があるから上手い選手が多く輩出される。
彼らの原点はストリートでの自由にプレーできる試合環境。
彼らの身体能力はダンスから来ている。
日本の常識とはかけ離れた方法を実践した結果、上達が止まらなくなりました。
常識を疑い、ブチ壊したから上手くなるスピードが2倍、3倍に伸びていきました。
他にもモテる力を上げるためにナンパをしてみたり。
そしたら、女の子に話しかける度胸がついた。
ただ出会いを待ってるのと比べると、恋愛の経験値が溜まるスピードが加速した。
起業家の生き方や言葉に触れると。
自分で仕事を作り出すことが大事だということが分かります。
言われたことをただこなすんじゃなくて、どうやったら効率が上がるか?そのためには何を加えればいいか?
を考えるようになって仕事力が上がる。
NBA選手になれ、ナンパしろ、起業しろって言ってるんじゃなくて。
今の自分の常識にない新しい考え方を取り入れて、それを自分に生かすこと。
それが重要なんです。
普通の人だったら、日本人が発信しているバスケ上達サイトしか見ません。
ナンパをしようとは考えません。
起業とか絶対無理だし、興味もないわ。
そんなふうに考えるでしょうし、そっちのほうが多数派です。
しかし、普通ではない結果を出そうと思ったら常識=普通に従っている限り不可能です。
自分の中の当たり前、常識というのは思っている以上に狭いです。
それが結果を出す、上達・成長するためのブレーキになっていることも多い。
常識を疑い、ぶっ壊してください。
新しいやり方はないか?
自分が考えていることや生き方の逆にヒントがあるんじゃないか?
そこを突き詰めれば、ブレークスルーが生まれます。
バスケも比べ物にならないスピードで上手くなるでしょうし。
他のことでもより早く結果が出るようになるでしょう。
バスケも、人生も楽しくなっていきます。それができるだけの力がついてきます。
簡単なことではないことは分かっています。
バカにされることも、笑われることもあるでしょう。
僕自身バスケの情報を発信していて、読者の方から誹謗中傷のコメントを頂いたこともありますし。
道端で女の子に声をかけても、冷たい反応をされて恥ずかしい思いをしたこともあります。
しかし、それでも常識に逆らい、自分の中の当たり前を壊し。
新しいこと、自分の中にないものを取り入れて実践してきたからこそ。
今の僕があります。
常識を疑い、ブチ壊す。
それができればバスケのレベルも、人生のレベルも。
上がるスピードが加速していきますよ。