以下、要約。

 

バーンズ:たまにTikTokでスキルトレーナーが子どもたちのレッスンをしてるの見るけど、どう思う?

 

ミラー:おいおい、俺に聞かないでくれよ。トレーナーには敬意を持ってる。

個人練習もクールだけど、俺が好きなのは4~5人でディフェンスや動きを作る練習だ。

俺は古い人間だから、5対5のピックアップゲームを探しに行けよと思うね。

5対5の中で技術を磨くことに慣れたほうがいい。

トレーナーにお金は払わない。誰かに金を払って技を教わることはしない。

 

バーンズ:トレーナーにメチャクチャ高い金を払ってるやつもいるよね。

俺も同感で今のバスケにはピックアップゲームの要素が足りていない気がするんだ。

何回もレッグスルーをするような、試合で使うことを許されていない技を練習している。

だからこそ、5人でのプレー方法やオフボールの動きを知っているヨーロッパの選手が台頭していてアメリカの選手は取り残されている感じがする。

 

ミラー:そうだよな。Gリーグの選手にもコーナースリーを打って、ディフェンスして、リバウンドを取るだけで良いって言うんだけど選手は「コーチ、そんなこと言うなよ。俺がどれだけ色んなテクニックを持ってるか見せないといけないんだよ」みたいな感じでさ。

 

バッグ(持っているテクニックの引き出し)の中身を全部見せる必要はない、ホントに数個でいいんだ。

スーパースターだけがカイリーアービングやハーデンみたいにプレーできる。

バッグの中身を全部見せようとしたら何が起きるか見てみろよ。

(オマエに求めているプレーはそれじゃないってコーチから言われるぞ)

 

バーンズ:そのことについて話してる人間って少ないよな。

Gリーグに所属していてNBAに昇格するならロールプレイヤーになるだろ?

ベンチの一番端に座っていてシュート、ディフェンス、リバウンドといった特定の役割を担う選手になるはずだ。

バッグの中の色んな技を見せなきゃって思うかもしれないけど、それは経験を積んだドラフト指名選手に限られる。

Gリーグから昇格するならロールプレイヤーになるはずだし、その役割を見極めないといけない。

 

ミラー:そうそう。チームの経営陣は「この選手をこのポジションで使えば、もっと活躍できる、もっとドリブルをついて、もっとシュートを打てる」なんて言ってくるんだけどさ。

俺は次のレベルじゃそんな風にプレーできないぞ。まず、君はロールプレーヤーになるんだって言うね。

そもそもロールプレーヤーにすらなれずにベンチに座ってるだけになるだろうし。

 

そこでもし試合に出るチャンスが回ってきたとしたらそれまでの最大の功績は全力でハードにプレーしたことなんだよ。

コートに出て、全力でプレーしてルーズボールに飛びつけば10日間契約を貰えるかもしれないし、誰かがケガしたときに呼ばれるかもしれない。

 

それなのに「おい、俺はスリーを打たないといけないんだ」みたいな奴らが多くてさ。

Gリーグ選手のPJホールにオマエはフォワードだからリバウンド、スクリーンを頑張ってハッスルしてハードにプレーしろ。そしたらスリーもたまに決まるからって言ったんだよ。

ただスリーを打つだけじゃダメだし、トップ(NBA)じゃチャンスがあっても打てないんだからまずはタフさ、ビッグマンと渡り合えることを証明しろって。

そしたら彼は少し反論してきたけど言われた通りにして2ウェイ契約を勝ち取ったよ。

 

中略、動画の終盤

ミラー:俺にはどんなレベルでもコーチ出来る頭脳と忍耐力があると思う。

そして、NBAや特に大学では引退した選手が戻ってきて正しい方法でバスケットボールを教えてくれる必要があると思ってる。

俺がやったことは教わってきた基本に忠実にっていうメッセージを広めようとしただけ。