日本のスポーツでは育成年代のほとんどを学校の部活で過ごすことが多いのではないでしょうか?
しかし、この部活の補欠というシステムが多くの選手の才能をつぶしてしまっています。
このシステムが日本が世界でなかなか勝てない1つの要因になっているのは間違いありません。
部活で発生する「補欠」制度
ほとんどの部活では上手い選手は試合に出ることができますが
下手な選手は試合に出ることができませんよね?
そうすると上手い選手はどんどん試合経験を積み上達することができます。
が、下手な選手はいつまでたっても試合に出ることができず
なかなか上達するきっかけを得ることができません。
私も補欠だったときは数分試合に出てミスして怒られて終了、というのを何度も経験しました。
悔しさが爆発しましたし、自分はなんで何もできないんだという無力感に苛まれました。
ひどいときはレギュラークラスのみで練習をして補欠組はリバウンドやパス出し、
見ているだけということもありました。
しかし、スポーツは実戦経験を数多く積むことによって上達します。
下手でも試合を何回も繰り返すことによって少しづつ上手くなっていくんです。
上手いから試合に出るんじゃなく、下手でも試合に出続けることで上達する。
ましてやプロじゃないんですから一部の上手い選手人だけ試合に出れて
下手だからという理由だけで数えきれない選手が試合に出れないというのはあまりにも理不尽。
日本の部活というのは一部の上手い選手だけが試合を数多く経験してどんどん上達し、
下手な選手は試合経験がほとんど積めずにいつまでも上手くならないというシステムです。
今は下手だけど試合を100回経験したら上手くなるかもしれないのに
補欠の選手たちはそういった可能性をことごとく潰されています。
よく強豪校が試合で観覧席で何十人も応援しているのを見ますが才能の飼い殺しとしか思えない。
また日本では部活以外にスポーツをできる環境が全然整っていない。
アメリカであればストリートやジムで誰もがいつでも
ピックアップゲームをして試合経験を積むことができますが
日本はそうはいかないですよね?
この補欠システムによって一部の選手のみが上達するので
日本全体のレベルが上がらないんです。
多くの選手が才能を飼い殺しにされている。
これが部活の補欠システムの一番の問題点。
いったいどれだけの選手の才能、伸びしろを潰してきたのか?
補欠で試合に出れず、できるのは走り込みや基礎練習、ドリル練習などのキツくて辛い練習だけ。
それじゃバスケの楽しさ、醍醐味を味わえないし上手くなれないし
もうバスケはいいかなって熱も冷めてしまう。
私の同級生で今でもバスケやってるやつってほとんどいないですし、
試合の面白さを経験できないままバスケから離れる、バスケが嫌いになるっていうのは
寂しいし、悲しいなって思います。
どこの国もプロ、セミプロ、アマチュアのようにカテゴリー別のピラミッドになっていると思いますけど、
海外強豪国は草の根、土台となるアマチュア・草バスケでも上手い選手が多くて
そこから上るにつれてドンドンレベルが高くなっていく。
それは海外では補欠という制度がなく、誰もが試合を経験できるから。
より多くの上手い選手が生まれ、その中で競い合って、磨き合ってプロになる選手が生まれる。
一方で日本では補欠制度で試合に出られず、楽しさを味わえないままバスケから離れていく選手も多い。
バスケを辞めずにあと数年続けていたら、試合をメチャクチャ経験していたら
凄く上手くなっていたかもしれないのに。
競技人口の違いなど他の要因もあるとは思いますけど、日本のカテゴリーピラミッドに比べて
海外強豪国のピラミッドは裾野が広く、トップレベルは高く伸びているんじゃないかと。
イメージで言えば富士山とエベレストみたいな。
大量の才能を飼い殺す日本の部活の補欠システム。
このシステムがなくならない限り、日本は海外の強豪国相手に勝てるようにならないし
国内の選手のレベルも上がっていかない、バスケに対する熱量も上がっていかないでしょう。
