どれだけバスケの練習しても。

シュート打ちまくったり、ドリブル練習したりしても。

 

キレがない、スピードがない、すぐ当たり負けする身体だったら。

相手に止められます。

 

 

相手の逆を突く駆け引きの力だったり、判断力がないと。

ただ自分の中にあるプレーを相手の反応やコートの状況をフルシカトしてやるだけになる。

 

でも、それって決め打ちのプレーだからハマったときは上手くいくけど。

ハマらなかったら、何もできずに終わるし、再現性がない。

 

 

 

根本的な性質=本質。

 

バスケで言ったら、身体能力と駆け引き、判断力。

 

本質を押さえるからその上に積み重なる

テクニックとかスキルが生きてくるんであって。

 

 

土台の部分をまず伸ばさないとパフォーマンスは上がりません。

 

ていうか本質を押さえて、極めていけば

勝手に必要なものって磨かれるんですよね。

 

木の枝だけに水とか栄養与えても、たぶん枯れちゃうと思うんですけど。

ちゃんと根っこに水と栄養与えていったら全体も大きくなるし、枝も成長するじゃないですか?

 

 

僕がここ1年くらいやってるのは身体能力を上げるトレーニングと試合だけです。

アップでドリブルとかシューティングを10分くらいするとかいうのはありますけど。

 

 

でも、一番上手くなるスピードは上がってます。

 

身体能力上げれば、自分のイメージとか閃きを身体がズレなく再現してくれますし。

 

駆け引きと判断力磨けば、相手やコートの状況に合わせてプレーできるから、

安定してパフォーマンスを発揮できます。

 

 

 

バスケで求められることって挙げればキリがないんですけど。

 

シュートを決める、相手を抜く、パスを通す、ディフェンス、リバウンド…

シチュエーションに合わせて選択肢は無限にあります。

 

それを一瞬のうちに、相手と駆け引きして、最適なプレーを判断しないといけない。

 

ってなったらプレーを分解して

シュートの練習、パスの練習って個別に練習しても。

 

シュートだけ、パスだけは上手くなるかもしれないんですけど。

バスケはそんなに上手くならないんですよ。

 

 

けど身体能力、駆け引き、判断力っていう本質にフォーカスすることで。

 

シュートだけ、パスだけ、とかじゃなくてバスケ全体のスキルが伸びてく。

「バスケ」が上手くなる。

 

 

本質ってシンプルすぎて抽象的だから、多くの人は見逃がしてしまいます。

 

身体能力、駆け引き、判断力って言われてもあんまりピンとこない。

 

だからシュートが決まるシュートフォームはこう。

相手が抜けるドリブルはこれ。

 

みたいな具体的で分かりやすいもののほうに飛びついてしまいがち。

 

 

けど本当に大事なのはシンプルで抽象的な本質のほうなんです。