知的な馬鹿は、物事を複雑にする傾向があります。

それとは反対の方向に進むためには、少しの才能と多くの勇気が必要です。

アインシュタイン

 

 

バスケが上手くなるために大事なことは限られています。

本当に、シンプルです。

 

バスケを単純、シンプルに捉えることで。

あなたは最速でバスケが上手くなります。

 

 

バスケが上手くなることを難しく考えすぎないでください。

たくさんある練習方法や、至るところで解説されているテクニックに惑わされないでください。

 

シュートフォームはこうで、そのときは腕と足がこうなって。

クロスオーバーのときは身体をこう使って。

パスを出すときはノールックパスやバウンドパスで取られないように。

ディフェンスの姿勢はこう。

ボールがないときは、ここに動いて、スクリーンを使って。

 

みたいにたくさんの知識を詰め込んで、バスケを複雑にしても上手くなることはありません。

 

じゃあ、今書いたことを意識してバスケしてください。

 

無理です。

そんなにいっぱい考えながら動けるかアホ!って感じ。

頭がグチャグチャになってパンクして終わりです。

 

 

知的なバカ

 

でしかない。

 

 

バスケが上手くなる情報を知れば知るほど、動けなくなってませんか?

 

繰り返しますが、バスケが上手くなる方法はもっとシンプルです。

 

 

どうすればバスケが本当に上手くなれますか?

 

 

と聞かれたら僕はこう答えます。

 

何も考えずに、直感・感覚で試合を繰り返せ。

NBAを見ろ。

インターロックやダンスで身体能力を上げろ。

 

これだけです。

 

 

確かに、フォームやコツやテクニックをたくさん知れば上手くなれるような気にはなるんですが。

 

何から手をつければいいか分からない。

結果につながらない努力をしてしまう。

悩んで、立ち止まってしまう。意識することが多すぎてパンクする。

 

僕はそれでかなりの時間をドブに捨てました。

 

 

シンプルな本質を押さえれば、バスケは上手くなります。

 

それを難しく考えてしまうから、上手くならない。

知的なバカで終わる。

 

 

上手い選手とか、一流のアスリートは考えません。

自分がなぜ上手くプレーできるのかを説明できません。

 

しかし、下手な選手に限ってシュートフォームやテクニックに詳しい。

 

 

バスケを勉強する、上手くなる方法を学ぶ。

これは決して悪いことではありません。

 

僕もどうすれば上手くなれるかを勉強したからこそ、今があります。

 

しかし、そのときにバスケを複雑にしてはいけないんです。

それは考えているのではなく、ただ悩んでいるだけです。

 

 

悩むとは物事を複雑にしていく行為。

 

何が正しいか、何をするべきか。

ああでもない、こうでもない、とひとり悶々とする。

 

何もできないまま、時間が引き伸ばしていく。

 

考えるとはその逆で物事をシンプルにすること。

 

アインシュタインの相対性理論がE=mc²という簡素な式に行き着いたように。

 

堀江貴文

 

 

バスケをシュート、パス、ドリブル、テクニック、コツ、フォーム…

などに分解、細分化して複雑にすれば上手くなりそうな気はしますが。

 

それはバカがやることです。

 

 

シンプルイズベスト