今この記事を読んでいるあなたは「バスケが上手くなりたい」っていう
気持ちが強くて向上心が高いんだと思います。
じゃないとわざわざ検索してこんなブログ探しませんからね。
「俺がバスケ下手なのは上手いやつしか知らない秘密のテクニックや上達方法を知らないからだ」
「バスケが短期間で上手くなる方法があるんじゃないか?」
「魔法のテクニック、練習があるんじゃないか?」
「それ知ったら上手くなれるはずだ」
「確実に速くうまくなる魔法のテクニックとか練習方法どっかにないかなー。」
あなたはそう考えてこのブログ以外にもいろんなサイトや本を
読み漁っているかもしれません。
いや、確実に読み漁っているでしょう。このブログ読んでるくらいだから。
しかし…
そんなものありません。
結局バスケがうまくなるためには自分のプレーの経験から
学んで上手くいく感覚を掴むしかないんです。
誰もあなたのバスケを上手くさせることなんてできません。
どんなバスケサイト、バスケ本、バスケ教材もあなたを上手くさせてくれません。
がっかりしましたか?
しかし、この真実を知ることであなたはもうバスケの上達に悩まなくなります。
上手くなったと錯覚させるだけのゴミ情報に振り回されなくなります。
自分の力で上手くなり続けることができます。
魔法の薬が欲しくなる気持ちは痛いほど分かります。
バスケが上手くなりたいのに上手くなれない。
あなたは下手なままでいる苦痛から一刻も早く解放されたくて
「短期間で上手くなる方法」
「試合で20点以上取れるようになる理想のシュートフォーム」
「絶対に相手を抜けるドリブルテクニック」
などの魔法の薬を本やサイトで調べてるんじゃないですか?
僕も以前はそうだったので、あなたの気持ちが痛いほど分かります。
俺はいつまで補欠のまま、下手なままなんだ?
いつまでベンチでレギュラーのプレーを眺めているつもりだ?
こんな辛い、苦しい、悔しい時間から一刻も早く解放されたい!
シュート決めれるようになりたい。
止められないドライブを身につけたい。
カットされないパスの出し方を知りたい。
悩んでいた僕はその解決策を魔法の薬に求めました。
俺が上手くなれないのは
絶対にディフェンスを抜けるフェイント。
絶対にカットされないパスの出しかた。
絶対に確率が上がるシュートフォーム。
そういうものを知らないからだと。
それさえ知ったら上手くなれる。
そう思っていろんなサイトや本を読み漁りました。
バスケの本は20冊は読みましたし、見てきたサイトは50を超えます。
絶対に入るようになるシュートフォーム。
相手を置き去りにするドライブの仕方。
相手に抜かれないディフェンスの仕方。
そういう言葉に惹かれて、自分の悩みを解決してくれそうな方法をかたっぱしから調べてました。
でも気づいたんです。
そんなものありゃしないと。
魔法の薬は存在しない
僕は本やサイトに書いてある練習方法やコツを読んでは試し、
読んでは試しと繰り返してきました。
例えば
- シュートの確率を上げる構え方、肘の使い方、ボールのセット位置。
- アイバーソンのクロスオーバーのやり方
- ディフェンスのときの腰の高さ、手の使い方。
こういったものを読んで
なるほど、こうやれば上手くいくのか。次の練習で使ってみよう。
ワクワクしながら練習に行っていました。
でも結果は全然上手くいきません。
読んだ通りにやってもシュートは入らないし、ドライブしても抜けないし、
相変わらずディフェンスはザルのままだし、パスはカットされまくるし。
くそ!書いてあったことやっても全然上手くいかんやんけ。
お、こっちには違うことが書いてあるぞ。今度こそ上手くいくわ。
と別の本やサイトを見てまた試す。
でも結果は同じで全くうまくいかない。
ここでようやく僕は気づきました。
バスケが絶対にうまくなる魔法の方法なんてない。
シュートの確率が上がる魔法のシュートフォームなんかない。
絶対に相手を抜けるフェイントなんか存在しない。
魔法の薬なんてないんだと。
…これはちょっと考えればすぐにわかることです。
バスケが絶対に上手くなる魔法の方法があれば誰も苦労しません。
そんなものがあればみんな上手くなっているはずですし、
プロもゴマンと生まれるでしょう。
みんな同じシュートフォーム、同じフェイント、
同じディフェンスの仕方で結果を出しているでしょう。
でも現実はそうじゃない。
上手いやつもいれば下手なやつもいる。
ドンドンうまくなるやつもいれば、ずっと下手なやつもいる。
プレースタイルや身体の使い方、フォームが全く一緒の選手なんて一人もいない。
で、上手い奴が特別なことをしたり知っているかというとそうじゃない。
秘密のテクニックみたいなもの使ってるかというとそうじゃない。
バスケに魔法の薬なんてないんだ。
結局バスケは自分の力だけで上手くなっていくしかない。
僕はそれに気づいてからすべてのバスケ関係の本を捨てて、サイトも全く見なくなりました。
だってありもしない魔法の上達法を探すなんて時間の無駄だから。
誰もバスケを教えることはできない
頭を冷やしてよく考えてみてください。
NBA選手は魔法のテクニックや練習方法を誰かや本か何かから
教わってNBA選手になったのでしょうか?
...違うに決まってますよね。
NBA選手は繰り返し繰り返し、バスケをプレーしてその中で
自然と無意識のうちにうまくいく感覚を掴んだんです。
フリーになるための感覚。
ディフェンスのプレッシャーに負けずシュートを入れる感覚。
相手を抜く感覚。
カットされずにパスを通す感覚。
相手をシャットアウトするディフェンスの感覚。
……
その上手くいく感覚が誰よりも多く、磨かれている。
それがNBA選手です。
NBA選手は誰かから教えてもらって上手くなったのではありません。
魔法の練習方法やテクニックを知っているからNBAに入れたわけではありません。
自らの膨大なプレー経験から上手くプレーできる感覚を身につけ、
その感覚が常人よりはるかに磨かれている。
それだけです。
誰からも、何からもバスケを教えてもらうことなんかできないんです。
もしバスケを教えられる人がいたらその人に教わった選手は
みんなプロになっているでしょう。
もしバスケを教えてくれるサイトや本があったら
それらを読んだ人はみんな上手くなるでしょう。
でも現実はそうじゃない。
ここでちょっと振り返ってみてください。
あなたが今まで読んだバスケの上達に関する本やサイト。
そのなかで
本当にあなたを上達させてくれたものがありましたか?
シュートが入るようになるシュートフォーム。
それを知ってあなたは本当にシュートが入るようになりましたか。
相手に抜かれないディフェンスの仕方。
それを知ってあなたは相手を止められるようになりましたか?
答えはNOのはずです。
だって何回もバスケをプレーして自分で上手くいく感覚をつかむしか
上手くなる方法はないんだから。
バスケが上手くなる魔法の薬を探しても永遠に見つかりませんよ。
僕のこれまでの経験からも言えるんですが。
バスケが下手な選手ほど上手くなるための知識をたくさん持ってます。
シュートが入るフォームはこれ。
ドリブルテクニックのコツはこれ。
カットされないパスの出し方はこれ。
けど、実際になると何もできないっていう…
バスケが上手い選手と話してみてください。
別に何も意識してないよ。バスケのサイトとか本なんか読んだことないよ。
だいたい、こういう答え返ってきますから。
実際、高校のときにドライブが上手い先輩がいて、
「1歩目とか意識してますか?」って聞いたら。
「いや別に何も意識してないし、そんなん考えたこともないわ」
って言われましたから。
上手い選手って、単純にヘタな選手よりもバスケをプレーしてきたから上手い。
ものすごく単純ですが、それが答えです。
短期間で劇的に上手くなる、みたいな魔法のバスケ上達法はどこにありません。
そんなものを探す暇があったら練習してください。
トレーニングしてください。
自分でつかんだ感覚、自分で練習して得たものしか
バスケを上手くさせてくれるものはないんですから。
僕はもう一切というくらいバスケのサイト読んでないし。
バスケが上手くなる系の本全部捨てました。
バスケが上手くなる魔法の薬を探しているから。
何が本当に正しいんだろう?って悩むんです。
次こそは!とか言ってゴミのような情報に時間やお金を吸い取られるんです。
どこに魔法の薬があるんだ!ってストレスがたまりまくるんです。
バスケは自分のプレー経験から、上手くプレーするための感覚を掴むしかない。
この真実を知っていれば。
あなたはにはもう、バスケが上手くなる方法や情報は必要ありません。
もうバスケが上手くなる方法を探しまくるの疲れたでしょ?
バスケサイトやバスケ本読みすぎて疲れたでしょ?