そこ通す!?
って叫びたくなる変態じみたパスで見るものを魅了するジノビリ。
なぜ彼がそんなパスを出せるのか。
それは彼が
見えている
からです。
普通の選手では、
ここにパスは通らない。パスコースがない。
そう思うようなシチュエーションでも。
出せば通るということをジノビリは見えるし、知っているんですね。
スペースが狭くてフリーに見えなくても、出せるコースがある。
またの下を通せば、足元を通せばパスが通る。
ディフェンスがついてるように見えても、実はボールから目を切ってるから、出せば通る。
何度もそのようなパスを出し、失敗を繰り返す中で他の選手では
見えないパスコースが見えるようになったんでしょう。
マジックジョンソンとかも、そういうパスコースが見えています。
以前も書いたと思うんですが、良いパスというのは危ないパスです。
相手のプレッシャーがある中で決定的なアシストを出すためには。
ミスと紙一重のようなパスを出さないといけない。
ジノビリのパスも少しコースがずれてたら、パススピードが遅かったら。
相手にカットされるような危ないパスです。
けど、そのリスクがあってもパスを出すから、すごいアシストになる。
あなたがジノビリのようなパスを出したいなら。
彼の動画を見まくって、自分には見えてないパスコースがあることを知る。
あとは試合で「ここ通りそう」と思ったら、どれだけ狭くても、
相手に取られそうでも、躊躇せずパスを出しまくる。
この2つを実践してください。